【現役塾講師が教える】ポストコロナ時代の総合型選抜攻略法

大学準備

はじめに

2020年から感染拡大が収まらない新型コロナウイルス感染症ですが、大学入試にも多くの影響を与えています。

コロナは拡大しても、大学入試は待ってはくれません。
昨年の大学の対応を含めて、総合型選抜のアドバイスを行った経験を元に、今年総合型選抜を受けるつもりの方に是非取り組んで欲しいことをお伝えできたらと思います。

学校によって大きく試験方法が違う

昨年の試験は誰もが経験したことのない新型コロナウイルスによって、大学側の対応に追われており入試にも影響がでました。面接をオンラインで行う学校や、対面で行う学校、対面の予定がオンラインになった学校など様々でした。さらに、本来であればグループディスカッションなどを行う予定の学校も取りやめになったり、面接がなくなり小論文での入試に変更、当日にオンラインで試験を行う学校もありました。

このように大学によって対応がかなり変化したのが去年でした。では今年2021年はどうでしょうか。

僕の予想では去年のような急な変更は少なくなるとは思いますが、オンラインでの面接やオンライングループディスカッション、小論文やプレゼンテーションなどより一層のバリエーションが増えると予想します。

また、オンライン講義を受ける形でのセミナーやスクーリングの実施などの対応もあるかもしれません。

自分の行きたい学校の入試方法は例年の情報を当てにせず、オープンキャンパスなどに参加して最新の情報をしっかり手に入れましょう。

総合型選抜「考察・文章重視型」

国公立大学や難関大学に多い選抜方法です。主な選考方法は、小論文やレポートを課し思考力や文章力、国語力を見たり、長文の志望理由書や自己推薦書などを課してその内容をもとに面接で質問をするというパターンが多いです。志望理由書や自己推薦書の文章の添削に加え、小論文やレポートを書く書き方を理解しなければならず、受験勉強に加えて行うことが多くなります。
かなり受験生の負担が大きいため自分の学習スケジュールなどをうまく調整する必要があります。

総合型選抜「対話・人柄重視型」

多くの私立大学が「対話・人柄重視型」です。志望理由書などを提出することでエントリーや正式出願し、その後数回の面接を行います。学力面より人物評価や意欲、志望動機などを重視するため高校生の時に頑張ったことなど何か成果があるとよりよいです。
最近では基礎学力を確認するために、試験や口頭試問を行うところもあります。

総合型選抜「体験・実技重視型」

デザイン系や体育系、専門職(管理栄養士や教育系など)の学校に多かったりする選抜方法です。
出願の条件として模擬授業への参加があったり、セミナーに参加する、実験に参加するなどがあります。また、その授業を受けてのレポートや課題提出を求められます。
入試ではデザイン系では自分を表現した絵を書きなさいや自分をプレゼンしなさい、体育系であれば実技試験などが行われます。

今から練習しておくべきこと

現状自分が受けようと思っている大学がどの入試を行うかわかっていないかもしれません。
その場合には、過去の例を元に対策を練ってください。

小論文を書きそうなら、書き方を調べたり塾で教えてもらう。
デザイン系なら絵の練習や自分を表現する方法を考える。
オンライン面接でも大丈夫なようにオンラインでの面接練習を行う。

このように前もって対策を取っておくことはとても重要です。
今年は大学側もオンラインに慣れていますので、去年ほどオンラインだから多少は・・・。というのがありません。
リアルで話すのと、オンラインで話すのでは話し方、相手へのアプローチが違います。【なるべく早く記事にしたいと思います】

しっかり対応をしておきましょう。

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