「計画は立てるけど、その通りに上手くいったことがない」「タスク管理をしたいけど・・・。」という方に是非読んでもらいたい本です!
学生から社会人まで幅広い人に役立つと思います!!
この本を読んだ経緯
大学で建築を勉強しているとどうしても忙しくなってしまい、スケジュール管理が上手く出来ない日々が続きました。そこでスケジュール管理の本を探していたところ、この本と出会いました。
まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!という言葉の「挫折を計画」がとても気になり、本屋で立ち読み。これは読み返すことが必要と感じたので購入したという流れです!
著者について
メンタリストDaiGo
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科を卒業しています。謎解き本などを多く出している東大生 松丸亮吾さんのお兄さんでもあります。
メンタリズムを日本のメディアで初めて紹介したことで有名になり、今ではビジネスな方面に転換。企業のアドバイザー、プロダクトの開発、大学教授、作家、ニコ動の配信者、YouTuberと幅広く活躍されています。
DaiDoさんのオフィシャルサイト https://daigoblog.jp/
DaiDoさんのニコニコ動画 https://ch.nicovideo.jp/mentalist
DaiDoさんのYouTube https://www.youtube.com/channel/UCFdBehO71GQaIom4WfVeGSw?reload=9
この本の言いたいことを1行で
- 計画のための「事前準備」が大切。そして日々改善していくことが重要!
本の内容
目次
- 計画にまつわる3つの誤解
- 科学的に正しい計画へと導く、たった1つの原則
- 計画どおりに進めるためにの7つのテクニック
- 計画倒れを招く4つの落とし穴と対処法
- 計画実行にまつわる悩み対策Q&A
- 必ず目標達できるパーフェクト・スケジュール
第一章 計画にまつわる3つの誤解
ここでは段取りが上手くいかない人が誤解している3つのポイントが書かれています。
段取りが下手だと思い込んでる人は、段取りが下手なのでは無く取り組む作業を分解する視点が足りなかっただけ
倒れない計画術 p28
3つの誤解を認識し、直すことで分解する視点というものを理解することが出来ます。
僕はこの本を読んだ時点では3つの誤解のうち、2つは理解していたので残る1つだけを直しました。
それは「挫折を計画してない」という部分。本を購入したきっかけでもあります。
ここで衝撃だったのがサポートテクニックに書いてあった言葉
ToDoリストには、箇条書きにした項目の約41%が決して実行されることのないwithリストとなってしまっているという難点がある。
書き出されたToDoリストの項目のうち50%が、その日のうちに実行され、その多くは1時間以内に終わっている
倒れない計画術 p58
この2行は僕に取っては衝撃的でした。なぜならToDoリストを作ろうと思っていたところだったからです。これに対する解決方法も本には書かれているので、ぜひ購入して読んでみてください。
さて、この章はあくまでも本で行うことの事前準備、第一歩です。
第二章 科学的に正しい計画へと導く、たった1つの原則
この章ではMACの原則というものが紹介されています。
僕はこの本の中で最も大切な章がこの第二章だと思っています。
この後の章はテクニックだったり、対策といった装飾です。つまり、この章を理解しなければこの後の章はただのテクニックを読むだけになっていまいます。
第三章 計画どおりに進めるためにの7つのテクニック
この章が言いたいことはたった1つ。事前準備が重要ということです。
タイトル通り7つのテクニックが紹介されています。1つ1つが細かく書かれているので実行しやすいのがポイントですね。
この7つのテクニックはすべて事前準備のテクニックです。
1つ試すだけでも効果があるのではないかなと思います。僕はいくつも実行して効果も実感出来ています。
自分で体験するように心がけることで、人生は変わっていきます。
倒れない計画術 p146
とDaiGoも書いてますから!!
第四章 計画倒れを招く4つの落とし穴と対処法
この章では今のやり方の中に紛れ込んでいる問題を洗い出すことを目的としています。
各落とし穴に対してのアプローチの仕方が書かれているため、もし自分が現状落とし穴にはまっている場合にすぐに行動が取れるようになっています。
第五章 計画実行にまつわる悩み対策Q&A
ここでは自分が計画を実行していく中で出てきそうな悩みに先に答えてくれています。よくあるサイトのQ&Aですね。
きっと1つは自分への回答があると思います。僕の悩みもここに解決策が書いてありました。
ちなみに全部で7つ。
- 時間配分が上手くいかない
- 段取りを組むのに時間がかかる
- 長期目標を立てられない
- 段取りを途中で忘れてしまう
- 上司に段取りを邪魔されてしまう
- うまく段取りを立てられない部下に悩まされる
- むだな会議に自分の仕事の時間を奪われる
第六章 必ず目標達できるパーフェクト・スケジュール
自分の未来を自分でつくるための段取り。それがスケジュール。
倒れない計画術 p228
この章ではここまでの章のまとめとしてスケジューリングの方法が書かれています。
どんな風にスケジュールを立てるのかが書かれています。
僕が思うポイントは1つ。
空きのないスケジュール=成長の可能性のない人生
倒れない計画術 p229
この空きを作ることこそ、スケジュールをしっかり立てることの意義だと思います。
まとめ
僕はある程度自分のスケジュール管理の方法を実行してたから、この本を読みました。さらに、どうしてもこの本通りのやり方をできないと思うこともありました。
なのでこの本を全てやらないといけないわけではありません。この本くらいまで完璧にできたら、かなりスケジュール管理をしっかりした人になるとは思いますが、人によって生活は違うし読んだだけで全てやれるのは一部の人です!
まずは、1つでも2つでもいいのでやってみる。そして自分に合うか、合わないかを判断することが大切です。
僕のスケジュール管理の方法はまた別の記事で紹介しますので、ぜひ読んでみてください
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